プレスリリース

2004年8月9日

美浜発電所3号機の原子炉自動停止について(18時30分現在)

 美浜発電所3号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力82万6千キロワット、定格熱出力244万キロワット)は、定格熱出力一定運転中、本日15時28分、「3A-SG給水<蒸気流量不一致トリップ」の警報が発信し、A-蒸気発生器水位低の一致により原子炉が自動停止し、引き続きタービンが自動停止しました。  
 発生直後、タービン建屋内に蒸気が充満し、負傷者が十数名発生したため、救急車で病院へ搬送しています。
 
 原子炉自動停止後、タービン動補助給水ポンプおよび、電動補助給水ポンプが自動起動し、蒸気発生器に給水を継続しており、プラント状態に異常はありません。 
  
 原因については、現在調査中です。
 
 なお、本事象による周辺環境への放射能の影響はありません。

[8月9日 16時50分ごろ お知らせ済]  

 負傷者11名のうち、8名については、救急車にて敦賀市民病院に搬送しました。(4名は死亡、1名は県立福井病院へへリコプターにて転送、1名は国立福井大学医学部付属病院へ救急車にて転送、2名は同病院にて治療中)、他の3名については国立福井病院に搬送しました。(内1名については、ヘリコプターにて県立福井病院へ転送しました。)  
 なお、プラントは安全に停止しています。

以 上

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