プレスリリース
2020
2020年8月27日
関西電力株式会社
『ＧＲＥＥＮ ＯＩＬ ＪＡＰＡＮ』宣言への賛同およびユーグレナ社のバイオ燃料の活用について
当社は、株式会社ユーグレナ社（以下、ユーグレナ社）の『ＧＲＥＥＮ ＯＩＬ ＪＡＰＡＮ（グリーンオイルジャパン）』宣言※１に賛同し、ユーグレナ社が製造するバイオ燃料※２を、ディーゼル車両の燃料として活用することとしました。
『ＧＲＥＥＮ ＯＩＬ ＪＡＰＡＮ（グリーンオイルジャパン）』宣言では、ユーグレナ社の実証プラント※３で製造したバイオ燃料を、陸・海・空における移動体に導入し、２０３０年までにバイオ燃料事業を産業として確立することを目標に掲げており、この実現を通じてＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）の「ＧＯＡＬ７：エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「ＧＯＡＬ１３：気候変動に具体的な対策を」等に貢献することとしています。
当社としても「関西電力グループ中期経営計画（2019-2021）」にて、ＳＤＧｓ等のグローバルな社会課題の解決を通じて、社会の持続的な発展に貢献することを目標として掲げており、この宣言に賛同したものです。
具体的には、ユーグレナ社が製造するバイオ燃料を大阪府内で使用するディーゼル車両１台の燃料として活用し、今後はさらなるディーゼル車両への使用を検討するとともに、石油由来の軽油の代替燃料として、ディーゼル発電などへのバイオ燃料の活用等を検討してまいります。
当社は、今後もＳＤＧｓ等への貢献に取り組み、グローバルな社会課題の解決を通じて、社会の持続的な発展に寄与してまいります。
以 上
- ※１：２０１８年１０月３１日、ユーグレナ社は、日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントが竣工したことを機に、横浜市、千代田化工建設、伊藤忠エネクス、いすゞ自動車、全日本空輸、ひろしま自動車産学官連携推進会議をサポーターとして、「日本をバイオ燃料先進国にする」ことを目指す『GREEN OIL JAPAN（グリーンオイルジャパン）』を宣言。
- ※２：次世代バイオディーゼル燃料「ユーグレナバイオディーゼル燃料」。国内で製造した微細藻類ユーグレナ（ミドリムシ）と使用済みの食用油を原料としている。
- ※３：ユーグレナ社のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラント。
