プレスリリース
2017
2017年12月19日
関西電力株式会社
新造LNG船(当社4番船)の命名について
当社は、本日、川崎重工業株式会社が同社坂出工場にて建造し、当社が日本郵船株式会社と共同保有することとしている新造LNG船(川崎重工業 第1731番船)を「LNG SAKURA(エルエヌジー・サクラ)」と命名しました。
本船は当社LNG船において4番船であり、平成30年2月の竣工を予定しています。竣工後は、米国コーブポイントLNGプロジェクトからのLNG輸送等に使用する予定です。
「SAKURA」という船名は、日本人のみならず、日米友好の象徴として米国でもなじみの深い「桜」に由来しており、本船が米国プロジェクト産LNGの安全・安定輸送の役割を担い、当社の電力・ガスの安全・安定供給に末永く貢献してほしいという願いを込めています。
本船はその動力に、二元燃料ディーゼル電気推進システム※1を採用しており、従来の蒸気タービン方式と比べ、優れた燃費性能の発揮を見込んでいます。加えて、最新の防熱システムを採用することで、世界最小レベルの0.08%/日のLNG気化率※2を達成しています。
当社は今後も、LNGの柔軟かつ効率的な輸送をはじめ、LNG事業の強化・拡大に努め、より一層の効率化と電力・ガスの安全・安定供給に万全を期してまいります。
- ※1:
- 主に重油およびガスを燃料として内燃機関により発電し、電気モーターによりプロペラに推進力を伝えるシステム。
- ※2:
- LNG船に積載したLNGが、外熱等により蒸発してガス化する比率であり、タンクの防熱性能を表す。
船舶管理会社 | 日本郵船株式会社 |
建造造船所 | 川崎重工業株式会社 |
全長 | 288.4m |
幅 | 48.9m |
タンク容量 | 約177,000m3 |
航海速力 | 19.5ノット |
竣工予定 | 平成30(2018)年2月 (予定) |
船名 | 竣工年 | 造船所 | 船舶管理会社 |
LNG EBISU | 平成20年 | 川崎重工業 | 商船三井 |
LNG FUKUROKUJU | 平成28年 | 川崎重工業 | 商船三井 |
LNG JUROJIN | 平成27年 | 三菱重工業 | 商船三井 |
LNG SAKURA (今回命名分) | 平成30年 (予定) | 川崎重工業 | 日本郵船 |
以 上