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2017年9月1日
関西電力株式会社

堺港発電所におけるガス事業用ガス製造施設(熱量調整設備)の本格運用開始について

 当社は、ガスの小売全面自由化によるガス販売拡大を見据え、平成28年6月から、堺港発電所において、ガス事業用ガス製造施設である熱量調整設備※1の新設工事を進めていましたが、このたび設備が竣工し、本日より本格運用を開始しました。

 当社はこれまで、姫路第二発電所の熱量調整設備を用いて、託送供給※2を活用したガス販売を行ってきました。平成14年からは、大口のお客さま向けに、さらに、本年4月のガスの小売全面自由化以降は、ご家庭のお客さま向けにガス販売を開始しました。
 このたび、堺港発電所において新たに設置した熱量調整設備を稼動させることで、当社の託送供給用のガス供給能力※3は、年間約60万トンから約90万トンに増加します。

 当社は引き続き、電気だけでなく、ガスもお届けする総合エネルギー事業者として、中期経営計画に掲げた目標達成に向けて全力で取り組んでまいります。

  • ※1:一般ガス導管事業者等の導管網を利用して、お客さまに都市ガスを供給するために、気化した天然ガスに増熱用のLPG(液化石油ガス)を混合して、一般ガス導管事業者等の規定ガス熱量(大阪ガスの場合45MJ/mN)に合わせる設備。
  • ※2:一般ガス導管事業者等の導管網を利用して、お客さまに都市ガスを供給すること。
  • ※3:ガス導管網の運用状況により変動がある。

以 上

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