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2016年7月27日
関西電力株式会社

秋田県秋田港及び能代港における洋上風力発電事業の開発可能性調査への参画について

 当社は、秋田県が公募した「秋田港及び能代港における洋上風力発電事業」(以下、本事業)の開発可能性調査を、共同事業実施者※1とともに実施することについて、本日、合意しました。

 本事業は、秋田県が、県内の再生可能エネルギー導入の拡大ならびに産業振興を目的に、秋田港及び能代港において洋上風力発電事業者の公募を行ったもので、平成27年2月5日に丸紅株式会社(以下、丸紅)を事業者として選定しています。これまで、合計出力14.5万kW(秋田港6.5万kW、能代港8.0万kW)の着床式洋上風力発電※2の計画を想定し、丸紅を中心に開発可能性調査が実施されており、平成28年4月には、丸紅が特別目的会社「秋田洋上風力発電株式会社」を設立しています。
 当社は、「秋田洋上風力発電株式会社」に出資参画することとし、共同事業実施者とともに開発可能性調査を実施します。

 なお、今後の調査の結果、事業化が可能と判断された場合には、事業化に向けた投資判断を行い、地域の皆さまのご理解を得た上で、建設・事業化段階に移行します。

 秋田県は日本国内でも有数の風況の良い地域であり、本事業の実現に向け、地元企業ならびに地域の皆さまのご理解とご協力をいただきながら、当社は本事業の開発可能性調査を実施します。

 当社は、これまで全国各地で洋上風力発電事業の検討を行っており、国内先行案件の一つである本事業の開発可能性調査を実施することで、今後注目される洋上風力発電の知見獲得等を目指すとともに、今後も再生可能エネルギーの普及・拡大に積極的に取り組んでまいります。

※1:
丸紅株式会社、株式会社大林組、東北自然エネルギー株式会社、エコ・パワー株式会社、株式会社秋田銀行、中部電力株式会社、大森建設株式会社、秋木製鋼株式会社、株式会社加藤建設、株式会社寒風、協和石油株式会社、株式会社沢木組及び三共株式会社
※2:
着床式洋上風力発電とは、洋上風力発電設備の基礎を直接海底に設置したもの。

以 上

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