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2016年5月13日
関西電力株式会社

今夏の需給見通しについて

 この夏の需給見通しについては、国の電力需給検証小委員会において検証が進められ、その結果を踏まえ、本日、政府の「電力需給に関する検討会合」において、全国大の需給対策が取りまとめられました。

 当社管内のこの夏の需要は、お客さまにご協力を賜っております節電の効果等を踏まえ、最大電力2,567万kW(平成25年度並み猛暑)と想定しています。
 一方、供給力は、東日本大震災に伴う特例措置の適用による火力の法定点検の繰り延べや他電力からの応援融通等を行うことなく、8月で2,778万kWとなり、電力の安定供給に必要な予備率(8.2%)を確保できる見通しです。

 また、本日、国から、需給状況の一定の改善を受けて、今夏については特別な節電要請は行わず、省エネルギーの取組みを進めていくことが示されました。関西広域連合においても、4月28日の関西広域連合委員会で同様の取組みの方向性が示されました。

 これを受け、当社としても、節電のお願いは行わないこととし、国や自治体と一体となって省エネルギー活動を推進させていただくこととしました。

 具体的には、当社ホームページやSNS(フェイスブック・ツイッター)等を通じて多くのお客さまに省エネルギーに関する情報を発信し、その一環としてお客さまのエネルギー管理に役立つ様々な情報・サービスを提供している「はぴeみる電」への加入をお勧めするとともに、「はぴeみる電」を活用した取組み(みる電出かけてCOOLプロジェクト)を実施いたします。

 当社としては、今後も引き続き、電力の安定供給に向けて、供給設備を可能な限り活用し、設備の異常兆候の早期発見や早期復旧に努めるとともに、お客さまに電気を安全かつ安定的にお届けするという使命をしっかりと果たしてまいる所存です。

以 上

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