プレスリリース

2014年7月25日
関西電力株式会社

平成25年度のCO2排出係数の報告について

 当社は、本日、平成25年度のCO排出係数(使用電力量1kWhあたりのCO排出量)が「0.516kg-CO2/kWh」となったことを、経済産業省および環境省へ報告しました。

 この値は、「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づき京都議定書のクレジット等を実際のCO排出量から控除して算出した排出係数(調整後排出係数)であり、控除前の排出係数(実排出係数)は「0.522kg- CO2/kWh」となりました。これらの値は、「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度」の電気事業者別のCO排出係数として、経済産業省および環境省による確認を経て別途公表される予定です。

 東日本大震災以降の原子力発電所の長期停止に伴う火力発電量の増加により、CO排出量は大幅に増加しており、平成25年度の実排出係数(0.522kg- CO2/kWh)は、震災前の平成22年度(0.311kg-CO2/kWh)に比べ約1.7倍になりました。

 当社は引き続き、安全確保を大前提に、エネルギーセキュリティの確保や経済性、環境問題への対応を加えた「S+3E」の同時達成を目指すという観点から、安全性が確認された原子力プラントについては一日も早い再稼動を目指すとともに、火力発電の高効率化、再生可能エネルギーの開発・導入等を進め、CO排出抑制に努めてまいります。

以 上

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