プレスリリース

2014年4月8日
関西電力株式会社

原子力発電所の運転実績等について(平成25年度)

1.運転実績の総括[表−1

 平成25年度の当社原子力発電所(11基、976.8万kW)の運転実績は、平成24年度実績と比べ、発電電力量、時間稼働率および設備利用率ともに下回りました。

表 運転実績の総括

  • ※1 時間稼働率: 1年間の暦日時間数(365日×24時間)に対し、実際に発電した時間数の割合。
  • ※2 設備利用率: 定格電気出力で1年間運転した場合の発電電力量に対し、実際に発電した電力量の割合。定格熱出力一定運転による発電電力量増加分(11プラントで約0.2%増加)を含む値。
2.運転状況
(1)定期検査[表−2

 平成25年度に定期検査を開始したプラントは、大飯3号機および大飯4号機の2基であり、その他のプラントは、平成22年度または平成23年度から継続して定期検査を実施中です。

(2)異常事象等[表−4、5

 法律に基づき国へ報告した事象はなく[24年度実績:1件]、安全協定に基づき報告した異常事象は1件[24年度実績:2件]、保全品質情報2件[24年度実績:3件]、合計3件あり、いずれの事象においても周辺環境への放射能の影響はありませんでした。
 異常事象等3件の内訳として、機器の故障が1件、保安規定の運転上の制限の逸脱が1件、労働災害が1件ありました。

3.輸送実績[表−6

 新燃料、低レベル放射性廃棄物の輸送実績は、表-6に示すとおりでした。
 なお、使用済燃料の輸送実績はありませんでした。

以 上

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