プレスリリース

2012年11月22日
関西電力株式会社

大飯発電所敷地内破砕帯の追加調査計画の提出について

 当社は、平成24年7月18日付原子力安全・保安院の指示にもとづき、大飯発電所敷地内破砕帯の調査を行うとともに、11月2日に原子力規制委員会の有識者による現地調査を受けました。
 その後、11月7日の原子力規制委員会の有識者会合において、さらに慎重に審議するために必要な追加調査についての指示があり、本日、その追加調査計画をとりまとめ、原子力規制委員会に提出しました。

 追加調査については、発電所敷地内北側の台場浜トレンチで確認された地層のすべりの範囲等を確認するため、台場浜トレンチを東西方向に延長および南側に拡幅するとともに、周辺でボーリング調査を実施することとしています。
 また、敷地内破砕帯のさらなる情報の取得のために、3、4号機建設時に実施した既往トレンチの南側においてボーリング調査を実施し、その後、トレンチ調査を実施することとしています。
 さらに、山頂トレンチで確認されたF−6破砕帯と台場浜トレンチ内で確認されたすべり等が連続しないことを再確認するため、山頂トレンチを北側へ延長するとともに、トレンチの北側でボーリング調査を実施することとしています。

 今後、準備完了次第、追加調査を開始し、結果をとりまとめて原子力規制委員会に報告する予定です。
 なお、最終報告については、今回の調査結果を踏まえ、既往トレンチの南側でトレンチ調査を実施した後、結果をとりまとめて原子力規制委員会に報告する予定です。

 当社は今後、大飯発電所敷地内破砕帯の追加調査を着実に実施するとともに原子力発電所の安全確保に万全を期してまいります。

以 上

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