プレスリリース

2012年11月21日
関西電力株式会社

米国産石炭の共同調達について

 当社と九州電力株式会社(以下「九州電力」)は、本日、米国オックスボウ・コール&ペトコーク社(以下「売主」)との間で、米国産石炭の購入に関する売買契約を締結しました。

 当社が購入している石炭は、主に豪州から調達しておりますが、石炭調達の安定性向上および経済性確保のため、調達先の拡大に鋭意取り組んでいるところです。

 一方、米国では、シェールガスの大幅な増産により米国国内ガス価格が大幅に下落したことから、発電用途等の石炭需要がガスへシフトしました。
 その結果、米国国内石炭需要が大幅に減少し、石炭生産各社はアジア市場等への石炭輸出を目指している状況です。

 こうした状況を踏まえ、当社は、九州電力とともに、両社の石炭火力発電所において使用する低硫黄・高品質な米国産石炭の共同調達を検討し、この度、売買契約の締結に至ったものです。本契約では、平成24年11月以降の受渡を予定しており、両社で合計約100万トンの石炭を購入します。

 今回、電力会社2社で共同調達することにより、より大きな引取数量に基づく優位な契約条件の確保に加え、両社間で石炭を相互融通することによる調達柔軟性の確保を図ることが可能になりました。

 当社は、引き続き、石炭調達の安定性向上および経済性確保に努め、電力の安全・安定供給に万全を期してまいります。

以 上

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