プレスリリース

2012年10月4日
関西電力株式会社

南港発電所2号機のボイラ給水ポンプの故障による点検結果について

 南港発電所2号機(定格出力:60万kW)は、起動操作中の10月2日9時6分頃、2台あるボイラ給水ポンプのうち1台で、制御装置の異常を示す警報が発報したため、当該の給水ポンプを停止するとともに、出力を45万kWに抑制しました。

10月2日お知らせ済み]

 その後、ボイラ給水ポンプや制御装置等の点検を行った結果、今回の事象は、蒸気加減弁※1の油圧駆動装置※2の一部で不具合が発生したことから、ボイラ給水ポンプの制御装置の異常を示す警報が発報したものと推定しています。

※1 蒸気加減弁・・ボイラ給水ポンプを駆動させるタービンに流入する蒸気の量を調整する弁
※2 油圧駆動装置・・蒸気加減弁の開閉を油圧でコントロールする装置

 なお、蒸気加減弁の油圧駆動装置の不具合部分の取替えを行い、設備の健全性が確認されたため、本日7時に起動し、9時30分に通常運転を開始しています。

<南港発電所の概要>(所在地:大阪市住之江区南港南7−3−8)
  1号機 2号機 3号機
運転開始 平成2年11月 平成3年 2月 平成3年10月
定格出力 60万kW 60万kW 60万kW

○燃料は天然ガス

以 上

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