プレスリリース

2012年9月27日
関西電力株式会社

シビアアクシデント対策プロジェクトチームの設置について

 当社は、福島第一原子力発電所事故の各調査報告書を踏まえ、更なる安全性・信頼性を確保し、今後さらにシビアアクシデント対策を強化する観点から、9月28日、原子力事業本部 原子力企画部門の中に「シビアアクシデント対策プロジェクトチーム」を新たに設置します。
 同プロジェクトチームは、これまで専門業務・分野に応じて、原子力事業本部の各グループおよび土木建築室が進めてきたシビアアクシデント対策について、今後、部門横断的な組織として、新知見や国内外情報等を収集し、シビアアクシデント対策の実施計画について検討を行っていきます。
 当社は、今後とも、継続して業務運営状況等の把握を行うとともに、必要に応じて、原子力事業本部の体制等の改善を図ってまいります。

※シビアアクシデント(過酷事故)
 設計時に考慮した範囲を超える異常な事態が発生し、想定していた手段では適切に炉心を冷却・制御できない状態になり、炉心溶融や原子炉格納容器の破損に至る事象。

以 上

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