プレスリリース

2012年9月19日
関西電力株式会社

海南発電所2号機の電流検出器からの発煙、発火に関する点検結果について

 海南発電所2号機(定格出力:45万kW)は、本日14時19分、発電機からの電流を検出する装置(電流検出器)から発煙、発火を確認し、ただちに運転を停止しました。
※ 電流検出器・・・発電機からどの程度の電流が流れているかを検出する機器。

9月5日お知らせ済み]

 その後、当該電流検出器をメーカで点検した結果、電流検出器のケーブル接続端子付近から発煙、発火し、ケーブルを損傷していることを確認しました。

 原因については、電流検出器のケーブル接続端子の締付けが不良であったため、端子接触面の抵抗が増大し発熱したことに加え、運転中の振動で端子が動き、接触面に生じた隙間で放電が発生したことで発煙、発火に至ったものと推定しています。

 なお、損傷したケーブルについては、取替えを行うとともに、念のために電流検出器についても取替えを行いました。また、同種の電流検出器のケーブル接続端子の点検を行った結果、設備の健全性が確認できたため、本日4時54分に起動操作を開始しており、16時頃に通常運転を開始する予定です。

<海南発電所の概要>
(所在地:和歌山県海南市船尾字中浜260番地の96)
  1号機 2号機 3号機 4号機
運転開始 昭和45年5月 昭和45年9月 昭和49年4月 昭和48年6月
定格出力 45万kW 45万kW 60万kW 60万kW

○燃料は原油および重油

以 上

プレスリリース