プレスリリース

2012年7月16日
関西電力株式会社

(お知らせ)「大飯発電所4号機加圧器逃がしタンク」に係る警報の発生について

 平成24年7月15日18時18分に、大飯発電所4号機の中央制御室で、加圧器逃がしタンクの圧力が高くなったことを示す「加圧器逃がしタンク圧力高」の警報が発信しました。特別監視体制チームとして確認され、原子力安全・保安院から配信されたメールは添付の通りです。(添付資料-1参照)

 同年7月16日2時48分から、加圧器逃がしタンクに充填している窒素の圧力を下げる作業を行い、2時54分にその作業が完了したため、「加圧器逃がしタンク圧力高」の警報はリセットされました。

 外部への放射性物質による影響はありません。

 また、4号機の起動プロセスへの影響はなく、計画通りに起動作業を進めても、安全上の問題はありません。

 警報発信の原因は、加圧器逃がしタンク窒素供給圧力調整弁の制御器の一時的な不調により、タンクに窒素が流入して圧力が警報の設定値を上回った可能性が高いと推定しています。

 なお、当該調整弁については動作健全性の確認を行い、現時点において動作状況に問題がないことを確認しています。

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