プレスリリース

2012年7月13日
関西電力株式会社

大飯発電所敷地内のF-6破砕帯に関する写真の提出について

 当社は、6月10日に原子力安全・保安院から、大飯発電所3、4号機増設時における、大飯発電所敷地内のF−6破砕帯のトレンチ内の壁面状況を確認する調査の写真の提出について指示を受け、昭和58年の大飯発電所3、4号機増設時の安全審査に関する書類について、できる限りの調査を行いました。

 その結果、F−6破砕帯のトレンチ内の壁面状況を確認する調査の写真は確認できませんでしたが、同じ時期に実施していたF−6破砕帯の密度や強度を測定する別の調査の報告書に作業の状況を撮影した写真があり、その写真にF−6破砕帯が写っているものがあったため、本日、その写真を原子力安全・保安院に提出しました。

 本日提出した写真につきましては、7月17日に開催される地震・津波に関する意見聴取会において審議されるものと考えていますが、当社としては、大飯発電所3、4号機増設時の審査において現地調査を実施していること、耐震バックチェックの審査も含め、詳細なスケッチに基づいてそれぞれ問題ないとの評価を得ていることから、F−6破砕帯については、これまでの評価どおり活断層ではないと考えています。

 当社は今後も引き続き、原子力発電所の安全確保に万全を期してまいります。

以 上

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