プレスリリース

2012年7月7日
関西電力株式会社

(お知らせ)大飯地区 鹿野(しかの)モニタポストにおける「モニタポスト(現地監視型)テレメータ異常」警報発信について

 大飯発電所3号機は75%電気出力維持中、4号機は起動準備中のところ、平成24年7月7日0時47分に、大飯発電所1,2号機の中央制御室で、モニタポスト(発電所敷地外、1号から4号共用)の異常を示す警報「モニタポスト(現地監視型)テレメータ異常」が点灯し、0時49分にリセットされました。

 直ちに運転員が状況を調べたところ、同中央制御室での発電所モニタポストや他の現地監視型モニタポストに異常はありませんでしたが、大飯地区鹿野モニタポスト(大飯郡おおい町鹿野)における指示値が、警報が発生してからリセットされるまでの間、表示されていないことを確認しました。これを受けて運転員は、現地監視型モニタポストを管理している原子力事業本部環境モニタリングセンター所員に連絡しました。

 連絡を受けた原子力事業本部環境モニタリングセンター所員が、2時13分に鹿野モニタポストを点検したところ、テレメータ機器の異常を示す警報は点灯しておらず、測定も正常に行われていました。

 現地のモニタポストの機器や測定データに異常がないこと、警報発信時間帯は雷雨であったことから、警報が発信した原因については、雷等の自然現象により鹿野モニタポストから大飯発電所までデータを伝送している専用回線の一時的な伝送不良によるものと推定しています。

 なお、本モニタポスト(現地監視型)は、法令対象外の設備であり、法令に基づくトラブルには該当せず、3,4号機の工程への影響もありません。

 また、本事象による環境への放射能の影響はありません。

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