プレスリリース

2012年7月6日
関西電力株式会社

「原子力保全改革検証委員会」および「原子力保全改革委員会」の名称変更について

 当社は、このたび、「原子力保全改革検証委員会」および「原子力保全改革委員会」の名称を変更することとしました。

 当社は、平成16年の美浜発電所3号機事故発生以降、再発防止対策や安全文化醸成活動について、社外の有識者を主体とした独立的な立場から検証を行う「原子力保全改革検証委員会」と、社内において再発防止対策や安全文化醸成活動を総合的に推進する「原子力保全改革委員会」を設置し、継続的な改善を通じて安全の確保を図ってきました。

 今後は、これまでの取組みに加え、平成24年4月9日に国に報告した「更なる安全性・信頼性向上のための対策の実施計画」で取り組むこととしている30の安全対策や、新たに得られた知見に対応した取組み等についても、社外委員より助言をいただいたり、社内の各部門が参画して広い視野からの議論を行うこととしました。当社は、原子力安全の継続的な向上を最重要の経営方針と位置づけ、全社を挙げてこの取組みを推進していくことから、
「原子力保全改革検証委員会」を「原子力安全検証委員会」に、
また「原子力保全改革委員会」を「原子力安全推進委員会」に名称変更することとしました。

 当社は、今後とも、美浜発電所3号機事故の再発防止対策および安全文化醸成活動に継続的に取り組むとともに、国の規制の枠組みにとらわれることなく、安全性向上のために必要な対策を自主的かつ継続的に実施し、世界最高水準の安全性を確保すべく努力してまいります。

※ 美浜発電所3号機事故:平成16年8月9日、美浜発電所3号機のタービン建屋において、二次系配管が破損し、配管から熱水と蒸気が噴出した事故。事故当時、定期検査の準備作業をしていた協力会社の方が被災し、5名の方が亡くなり、6名の方が重傷を負われた。

以 上

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