プレスリリース

2012年6月30日
関西電力株式会社

大飯発電所3号機の再稼動に伴う節電要請の内容の見直しについて

 当社は、6月22日に開催された国のエネルギー・環境会議および電力需給に関する検討会合において示された方針を踏まえ、大飯発電所3号機の再稼動に伴う節電要請の内容の見直しについて、本日の関西広域連合委員会でご説明しました。
 具体的には、現在、この夏について、一昨年の夏と比較して15%以上の節電のお願いをしていますが、大飯発電所3号機が定格熱出力一定運転となった段階をもって10%以上の節電へのご協力に変更させていただくもので、この内容について、関西広域連合の皆さまにご理解いただきました。

 具体的に節電要請の内容を見直す日程については、大飯発電所3号機の再稼動が確実になった段階を目途に、国や自治体の皆さまとご相談の上、改めて公表させていただきますが、大飯発電所3号機が定格熱出力一定運転となった場合でも、電力需給の状況は依然厳しい状況です。
 お客さまには、再三にわたり、大変なご不便とご迷惑をお掛けすることとなり、誠に申し訳ございませんが、来週7月2日からの15%以上の節電のお願いを含め、この夏の節電にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 なお、大飯発電所4号機が再稼動した後の節電要請の内容については、大飯発電所3号機の再稼動が確実となった段階を目途に、国や自治体の皆さまともご相談の上、決定次第、お知らせしたいと考えております。

 当社としては、今後も引き続き、追加供給力の確保に最大限努め、当社グループの総力を挙げて、電力の需給安定に向けた取組みに全力を尽くすとともに、大飯発電所3、4号機の再稼動に向けて、万全の体制で、安全第一に、作業に取り組んでまいります。

以 上

【添付資料】

プレスリリース