プレスリリース

2012年4月27日
関西電力株式会社

株主還元方針の見直しについて

 当社は、配当と自己株式の取得を株主還元と位置付け、平成19年度〜24年度の各年度における連結ベースでの「自己資本総還元率」について4%程度を目標とすることを株主還元方針(平成20年3月26日公表 詳細は別紙のとおり)としておりました。
 しかしながら、停止中の原子力プラントの再稼動時期が見通せず、経営環境が不透明なことから、今年度の業績予想を未定としており、こうした状況を踏まえ、「自己資本総還元率」を指標に設定した株主還元方針を取り下げることといたしました。
 震災後の極めて厳しい経営環境においては、当面の間、財務体質の健全性の確保に取り組むことが優先課題であり、自己株式の取得の実施は困難であるものの、まずは安定配当の継続に努めてまいります。
 これらを踏まえ、平成24年4月27日開催の取締役会において、今後の株主還元方針を下記のとおりとすることを決議いたしましたので、お知らせいたします。

 当社は、株主のみなさまに対して経営の成果を適切に配分するため、安定的な配当の維持を株主還元の基本方針としております。
 最近の業績悪化を受けて、当面の間においては、財務体質の健全性の確保を前提としたうえで、配当の継続に努めてまいります。

(ご参考)

以 上

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