プレスリリース

2010年11月17日
関西電力株式会社

フランス電力(EDF)との原子力分野における包括協力協定の締結について

 当社は本日、フランス電力株式会社(EDF;Electricité de France)と、原子力分野における情報交換を主とする包括協力協定を締結しました。

 EDFとは、MOX燃料の導入や耐震安全性評価など双方の関心事項について情報交換を行うとともに、昭和63(1988)年には全社包括協定を締結し、火力発電や送電分野における情報も交換してきました。
 このような交流の中で、今後の原子力事業においては、プラントの高経年化に伴う設備の経年劣化やプルサーマルなどの分野で、長期的かつ継続的な技術交流が必要になるため、協定内容のより一層の充実が必要との考え方が両社間で一致したことから、新たな協定を締結することとし、EDFのジャック・レガルド発電およびエンジニアリング担当上級副社長補佐と、当社の豊松秀己原子力事業本部長が協定書に調印しました。
 協定の期間は5年間とし、下表のとおり各層別に情報交換内容を定め、発電所の運転や原子力関連技術に関する双方の知見を高めていくこととしています。

情報交換内容

 なお、当社大飯発電所とEDFのゴルフェッシュ発電所(フランス南西部タルヌ・エ・ガロンヌ県)との間で平成6(1994)年に締結した姉妹発電所交流協定についても、同日付で更新しました。

以 上

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