プレスリリース

2010年8月31日
関西電力株式会社

高浜発電所3、4号機用MOX燃料調達に係る輸入燃料体検査申請書(第2回製造分)の記載内容の変更について

 当社は今年4月6日(日本時間)から、仏国メロックス社メロックス工場において、高浜発電所3、4号機で使用するウラン・プルトニウム混合酸化物燃料(MOX燃料)の第2回製造分36体を製造中ですが、同社が製造計画を見直すこととなったことから、本日、経済産業省に対し、輸入燃料体検査申請書の記載内容の変更連絡を行いました。

 メロックス社は、平成22年1月から6月にかけて、メロックス工場において複数の材料取扱設備の故障が発生したことに伴い、製造計画を見直すこととし、平成22年の日本および欧州のすべての顧客向けの製造量を減少することとしました。
 当社向け36体についても、平成22年に製造する予定から、平成22年に20体、平成23年に16体と時期を分割したいとの申し出を受け、了承しました。

 製造時期の分割に伴い、輸入燃料体検査申請書(平成22年1月26日申請)の添付書類五「燃料材、燃料被覆材その他の部品の組成、構造、強度等に関する試験の計画に関する資料」および添付書類六「品質保証の計画に関する説明書」の記載事項を、連続して製造することに基づく記載から分割して製造することに基づく記載に変更(※)しました。

  • (※)申請書には、ペレットや燃料棒について、36体分を連続して製造・検査するとの記載がある。これらを20体分と16体分とに分割して製造・検査することに変更した。

 当社は、今後とも安全を最優先に、一歩一歩着実にプルサーマル計画を実施してまいります。

以 上

[参考]
平成20年11月21日   第2回加工契約締結
平成22年 1月26日   輸入燃料体検査申請
4月 6日   製造開始
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