プレスリリース

2010年7月23日
関西電力株式会社

高浜発電所3号機用MOX燃料の輸入燃料体検査(外観確認検査)受検および工事計画認可申請について

 当社は本日、高浜発電所3号機用のウラン・プルトニウム混合酸化物燃料(MOX燃料)について、輸入燃料体検査(外観確認検査)を受検すること、および電気事業法第47条第1項に基づく工事計画認可申請を行うことを、福井県、高浜町および京都府に報告するとともに、経済産業省に工事計画認可申請を行いました。

 輸入燃料体検査(外観確認検査)は経済産業省によって実施されるもので、高浜発電所において7月26日から受検する予定です。

 また、当社は平成10年12月に、通商産業省(当時)から、高浜発電所3号機の原子炉に最大40体までのMOX燃料を装荷することを許可されており(※)、今回の工事計画認可申請は、MOX燃料の装荷計画が許可された内容と整合しているか、また技術基準と適合しているかの確認を受けるためのものです。

 高浜発電所3号機用のMOX燃料8体は、工事計画認可後、諸準備を整えた上で、10月中旬から開始予定の第20回定期検査において装荷する予定です。

 当社は今後とも、地元の皆さまをはじめ、関係者の方々のご理解を賜りながら、安全を最優先に、プルサーマル計画を進めてまいります。

  • (※)平成10年5月11日に通商産業省(当時)へ原子炉設置変更許可申請を行い、平成10年12月16日、同省により申請が許可された。

以 上

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