プレスリリース

2010年6月7日
関西電力株式会社

北摂営業所建設予定地における土壌調査の結果について

 当社は、北摂営業所建設予定地(豊中市浜4丁目)において、平成22年1月19日から、自主的な土壌調査を行った結果、敷地の一部(深さ50cm)から環境基準※1を超える「鉛及びその化合物」が検出されました。
 当該地は履歴調査の結果、以前は田地であったことから、検出された鉛及びその化合物は、敷地整備の際の盛土等に含まれていた可能性が高いと考えています。
 当該地点については、コンクリートで舗装しており、汚染土壌の飛散や直接摂取といった周辺への影響はありません。
 また、より深い地層および地下水についても詳細な自主調査を行い、環境基準を超える「鉛及びその化合物」が検出されなかったことを確認しています。
 今後、搬出する汚染土壌については、関係法令および関係各所との協議に基づき適切に処理してまいります。

1.当該地の概要
名称 :   北摂営業所建設予定地
所在 :   豊中市浜4丁目2
敷地面積 :   約13,600m
2.汚染の状況
 当該地の土壌汚染について自主的に調査した結果、約110mの範囲、深さ50cmの地層から土壌溶出量※2の環境基準に対して2.6倍の「鉛及びその化合物」が検出されました。
<土壌調査結果>
土壌溶出量
基準を超えた特定有害物質  鉛及びその化合物
基準を超えた範囲  約110m
検出された濃度  0.026mg/l
基準  0.01mg/l
基準に対する倍率  2.6倍
  • ※1:土壌汚染対策法の定める基準
  • ※2:土壌に水を加えた場合に溶出する有害物質の量

以 上

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