プレスリリース

2010年6月3日
関西電力株式会社

中国電力島根原子力発電所1、2号機の保守管理の不備等に関する当社の確認結果について

 当社は、中国電力島根原子力発電所1、2号機で判明した保守管理の不備等について、平成22年4月30日に経済産業省原子力安全・保安院より、当社の原子力発電所における保守管理の仕組みに同様の問題がないかを確認するよう指示を受け、本日、その確認結果を同院に報告しました。

<報告内容の骨子>
 中国電力が保守管理の不備等の原因としている
・「点検計画表の策定段階の問題」
・「点検の実施段階における問題」
・「点検実績の反映段階の問題」
について、当社においては同様の問題がないことを確認しました。

 当社では今後とも中国電力の取り組みを注視し、必要に応じて適切な対応を検討していくとともに、引き続き安全を最優先に、原子力発電所の運営に取り組んでまいります。

  • ※「中国電力株式会社島根原子力発電所第1号機及び第2号機の保守管理の不備等の報告に係る各社への確認について(指示)」
  • ・原子力安全・保安院は、平成22年4月30日付けで、中国電力株式会社より、島根原子力発電所第1号、2号機の保守管理の不備並びに定期事業者検査の一部未実施に係る報告徴収に関する調査報告書(中間)を受領した。
  • ・同中間報告における123件の事案に関する直接的な原因分析によると、点検計画表の策定段階の問題、点検の実施段階における問題、点検実績の反映段階の問題等が明らかとなった。
  • ・ついては、当院は、原子炉設置者において、保守管理の仕組みに関して、同様な問題がないかを確認することを求める。

以 上

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