プレスリリース

2010年4月28日
関西電力株式会社

平成22年3月分・平成21年度下期分・年度分の営業概況

<販売電力量実績>

【平成22年3月分】
 平成22年3月分の販売電力量は、117億9千2百万kWhとなり、対前年比は105.3%と4カ月連続で前年実績を上回りました。

(電灯電力計)
 2月下旬から3月中旬にかけての平均気温が前年に比べ高く推移し、暖房需要が減少したことなどから、対前年比は98.6%と前年実績を下回りました。

(特定規模需要)
 対前年比は110.1%と前年実績を上回りました。
 内訳をみると、業務用需要は対前年比99.2%と前年実績を下回り、産業用・その他需要は対前年比117.5%と前年実績を上回りました。


【平成21年度下期分】
 平成21年度下期分の販売電力量は、712億1千5百万kWhとなり、対前年比は101.1%と3期振りに前年実績を上回りました。

(電灯電力計)
 冬場の平均気温が前年に比べ低く推移し、暖房需要は増加したものの、前年に比べ検針期間が短かったことなどから、対前年比は99.6%と前年実績を下回りました。

(特定規模需要)
 対前年比は102.2%と前年実績を上回りました。
 内訳をみると、業務用需要は対前年比99.2%と前年実績を下回り、産業用・その他需要は対前年比104.1%と前年実績を上回りました。

【平成21年度分】
 平成21年度分の販売電力量は、1,416億5百万kWhとなり、対前年比は97.1%と2年連続で前年実績を下回りました。

(電灯電力計)
 夏場の平均気温が前年に比べ低く推移し、冷房需要が減少したことなどから、対前年比は98.7%と前年実績を下回りました。

(特定規模需要)
 対前年比は96.1%と前年実績を下回りました。
 内訳をみると、業務用需要は対前年比98.7%、産業用・その他需要は対前年比94.4%と、それぞれ前年実績を下回りました。

<大口電力産業別実績>

【平成22年3月分】
 大口電力は、対前年比120.7%と4カ月連続で前年実績を上回りました。
 製造業計については、対前年比127.6%と4カ月連続で前年実績を上回りました。
 また、主要11業種では、『繊維』を除く10業種が前年実績を上回りました。
 業種別にみると、『鉄鋼』は、前年に比べ粗鋼生産量が増加したことなどから、対前年比157.9%と前年実績を上回りました。
 『化学』は、ソーダ、石油化学および酸素がプラスとなったことなどから、対前年比126.2%と前年実績を上回りました。
 『窯業・土石製品』は、ガラス、セメントおよび炭素黒鉛がプラスとなったことなどから、対前年比145.1%と前年実績を上回りました。
 『機械製造業計』は、一般機械、電気機械および輸送用機械のすべてがプラスとなったことから、対前年比124.2%と前年実績を上回りました。

【平成21年度分】
 大口電力は、対前年比95.1%と2年連続で前年実績を下回りました。
 製造業計については、企業の生産活動が低い水準となったことなどから、対前年比94.3%と2年連続で前年実績を下回りました。
 また、主要11業種では、『石油・石炭製品』『窯業・土石製品』の2業種が前年実績を上回りました。
 業種別にみると、『鉄鋼』は、粗鋼生産量が減少したことなどから、対前年比82.5%と前年実績を下回りました。
 『化学』は、塩素ガスの生産が減少したことなどから、対前年比98.8%と前年実績を下回りました。
 『窯業・土石製品』は、薄型テレビ向けガラスの生産が増加したことなどから、対前年比106.4%と前年実績を上回りました
 『機械製造業計』は、薄型テレビの生産が増加したことなどにより、電気機械がプラスとなったものの、建設向け機械や自動車向けエンジンの生産が減少したことなどにより、一般機械および輸送用機械がマイナスとなったことから、対前年比99.0%と前年実績を下回りました。

 (注)大口電力とは、契約電力500kW以上の産業用需要です。

表 販売電力量実績

表 大口電力産業別実績

[参   考]

表 供給力

表 大阪地方の気温

以 上

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