プレスリリース

2010年2月26日
関西電力株式会社

新黒薙第二発電所(仮称)の新設について

 当社は、このたび、富山県黒部市宇奈月町に「新黒薙第二発電所(仮称)」を新たに建設することとしました。

 最大出力は1,900kWで、年間の発電電力量は約1,200万kWhを見込んでおり、CO排出量を年間約3,600t削減することが可能となります。

 平成24年5月着工、同年12月に営業運転開始を目指し、関係ご当局のご指導とご地元の方々のご理解を賜りながら、安全を最優先に建設を進めてまいります。 

 当社は、今後とも、電気の安全・安定供給という使命を果たしつつ、原子力の安全・安定運転を中心に、水力の発電電力量の増加にも積極的に取り組み、COフリー電源の割合を高め、低炭素社会の実現に貢献してまいります。

以 上

<参考:新黒薙第二発電所(仮称)の概要>
所在地 富山県黒部市宇奈月町
水系・河川名 黒部川水系 黒薙川
発電所形式 流れ込み式
最大出力 1,900kW(1基)
発電電力量 約1,200万kWh/年
(出力1万kWの堺第7−3区太陽光発電所に相当)
最大使用水量 1.70m3/s
有効落差 143.39m
CO削減量 約3,600t/年
(約550haの森林が1年間に吸収するCO量に相当)
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