プレスリリース

2010年1月25日
関西電力株式会社

大飯発電所2号機の原子炉起動について

 大飯発電所2号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力117万5千キロワット、定格熱出力342万3千キロワット)は、漏えい燃料集合体を特定するため、平成21年10月21日に原子炉を停止しました。
 調査の結果、2体の燃料集合体に漏えいが認められたことから、この2体の燃料集合体は今後使用せず、詳細な原因調査のため、冷却後、試験研究施設へ搬出することとしました。また、今回漏えいした燃料集合体と同一メーカで、同一時期に製造された燃料集合体については、詳細な原因調査の結果が判明するまで再使用しないこととしました。
 今後、燃料装荷等必要な作業を行い、1月下旬頃に原子炉を起動する予定です。

平成21年12月25日 お知らせ済み]

 燃料取替作業として、燃料集合体全数193体のうち、漏えい燃料集合体2体を含む同一メーカ、同一時期に製造された燃料集合体36体および炉心の出力分布の平坦化を考慮した結果、合計53体(うち32体は新燃料集合体で、55,000MWd/t)を取り替えました。燃料装荷等必要な作業が終了し、原子炉起動準備が整ったことから、本日夜に原子炉を起動し、翌26日に臨界に達し、27日に発電を再開する予定です。

以 上

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