プレスリリース

2010年1月13日
関西電力株式会社

大飯発電所1号機の本格運転再開について

 大飯発電所1号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力117万5千キロワット、定格熱出力342万3千キロワット)は、平成21年8月20日から第23回定期検査を実施し、平成21年12月11日より定期検査の最終段階である調整運転を行っておりましたが、本日15時00分、経済産業省の最終検査に合格し、本格運転を再開しました。

* [プラント排気筒ガスモニタの一時的な指示値の上昇の原因と対策について]
 調整運転中の平成21年12月24日に、プラント排気筒ガスモニタの指示値が僅かに上昇したことから調査を行いました。その結果、体積制御タンク水位計の指示不良を改善するため、水位計の検出配管内にたまった水を抜く作業を行った際、体積制御タンク気相部の放射性ガスが室内に漏れ、建屋の排気ダクトからプラント排気筒に放出されたものと推定しました。
 このため、水位計の検出配管部への水の流入を防ぐ対策や、仮設のホースや継手等を用いて放射性ガスを取り扱う作業の際には、差し込み不足とならないように管理します。
 本事象により、1月上旬に予定していた本格運転再開の時期を、1月中旬に延期していました。

以 上

プレスリリース