プレスリリース

2008年3月26日
関西電力株式会社

株主還元方針の策定に関するお知らせ

 当社は、平成20年3月26日開催の取締役会において、下記のとおり株主還元方針の策定を決議いたしましたので、お知らせいたします。

 当社は、中長期的な視点に立った株主価値の増大を目指しており、株主還元については、安定配当を維持しつつ、機動的に自己株式の取得を実施してまいりました。
 当社は、電気事業およびグループ事業の持続的な成長のために、資産効率や投資効率を勘案しながら設備投資や投融資に着実に資源を投入し、継続的に営業キャッシュフローを創出するとともに、株主のみなさまに対しても経営の成果を適切かつ安定的に配分してまいります。
 今回、株主還元方針として、新たに「自己資本総還元率」を指標に設定することにより、従来からの株主還元の基本的な考え方をさらに明確化して、株主のみなさまのご期待にお応えしてまいりたいと考えております。
 具体的には、配当と自己株式の取得を株主還元と位置付け、平成20〜24年度の各年度における連結ベースでの「自己資本総還元率」は4%程度を目標といたします。(平成19年度の株主還元についても同様の考え方といたします。)
 また、この考え方に基づき今後取得する自己株式については、原則消却する予定です。

(ご参考)平成20年度関西電力グループ経営計画における財務目標
 
  平成20〜24年度平均 平成24年度
総資産事業利益率(連結)※1 3%以上 4%以上
営業キャッシュフロー(連結) 5,500億円以上 6,500億円以上
グループ事業外販売上高※2 3,400億円以上 3,800億円以上
グループ事業経常利益※3 450億円以上 600億円以上
 
  ※1   総資産事業利益率 = 事業利益〔経常利益+支払利息〕÷ 総資産〔期首・期末平均〕
  ※2   連結子会社の外販売上高の合計(附帯事業のガス事業を含む)
  ※3   連結子会社の経常利益の合計(附帯事業のガス事業および持分法適用会社の持分相当額を含む)
以 上
プレスリリース