プレスリリース

2008年3月18日
関西電力株式会社

高浜発電所1号機の定期検査開始について

 高浜発電所1号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力82万6千キロワット、定格熱出力244万キロワット)は、平成20年3月19日から約5ヶ月の予定で第25回定期検査を実施します。
  高浜発電所1号機は、定格熱出力一定運転中の平成20年1月9日に1次冷却材中のヨウ素131濃度の上昇が認められ、燃料漏えいの疑いがあると判断されたことから、1次冷却材中の放射能濃度の監視を強化し運転を行っていました。(平成20年1月9日 お知らせ済み)
 現在の1次冷却材中のヨウ素131濃度は、約52Bq/cm3で保安規定に定められた運転上の制限値(57,000 Bq/cm3)に比べ十分低い値ですが、放射性廃棄物の放出抑制および作業員の被ばく低減の観点から、十分な放射能低減期間を確保することとし、年度計画では平成20年3月下旬としていた定期検査開始時期を約11日間前倒ししました。

 定期検査を実施する主な設備は、次のとおりです。


  原子炉本体
原子炉冷却系統設備
計測制御系統設備
燃料設備
放射線管理設備
廃棄設備
原子炉格納施設
非常用予備発電装置
蒸気タービン

以  上

<参考資料>

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