プレスリリース

2007年7月11日
関西電力株式会社

大飯発電所1号機の本格運転再開について

 大飯発電所1号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力117万5千キロワット、定格熱出力342万3千キロワット)は、平成18年12月22日から第21回定期検査を実施し、平成19年5月1日から定期検査の最終段階である調整運転を行っておりましたが、本日15時15分、経済産業省の最終検査に合格し、本格運転を再開しました。


  [B-タービン動主給水ポンプの制御不調に伴う点検]
     調整運転中の5月29日に、B-タービン動主給水ポンプの制御不調が認められたことから、当該主給水ポンプを電動主給水ポンプに切り替え、当該制御系の点検作業等を行いました。
 その結果、タービン動主給水ポンプを駆動するための蒸気流量を制御している弁の、開度を制御している制御機器(油圧)内で微小な異物が噛み込み、制御油圧が低下したことが原因と判明しました。
 このため、制御系の部品や油等を交換するとともに、制御系機器内の油で洗浄を行いました。
 その後、6月12日から、B-タービン動主給水ポンプを運転状態に復帰し、調整運転を継続していました。

以  上

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