プレスリリース
2007
2007年2月22日
関西電力株式会社
高浜発電所1号機 原子炉起動および調整運転の開始について
高浜発電所1号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力82万6千キロワット、定格熱出力244万キロワット)は、平成18年11月22日から第24回定期検査を実施し、平成19年2月14日に原子炉を起動する予定で作業を進めていましたが、2月11日に、A−1次冷却材ポンプ軸シール部※を構成するNo.3シール不調が確認されたため、当該部を取り替えることとし、原子炉起動を延期しました。
No.3シールの取り替えが完了し、原子炉起動準備が整ったことから、2月24日に原子炉を起動し、同日にも臨界に達する予定です。
その後は諸試験を実施し、26日頃には定期検査の最終段階である調整運転を開始し、3月下旬には経済産業省の最終検査を受けて本格運転を再開する予定です。
なお、取り外したNo.3シールについて点検した結果、シート面の傷、異物の混入は認められず、取り付け状態も問題はありませんでした。このことから、今回の事象は、ポンプ運転に伴いシール部の隙間がわずかに変化したためと推定されました。
※軸シール部 | ||
1次冷却材ポンプの主軸の隙間から1次冷却材が外部に漏れ出すのを防ぐため、高圧水(封水)を注入している部分。同ポンプでは、No.1シール、No.2シール、No.3シールの3段シール部で構成されている。 |
No.3シールの取り替えが完了し、原子炉起動準備が整ったことから、2月24日に原子炉を起動し、同日にも臨界に達する予定です。
その後は諸試験を実施し、26日頃には定期検査の最終段階である調整運転を開始し、3月下旬には経済産業省の最終検査を受けて本格運転を再開する予定です。
なお、取り外したNo.3シールについて点検した結果、シート面の傷、異物の混入は認められず、取り付け状態も問題はありませんでした。このことから、今回の事象は、ポンプ運転に伴いシール部の隙間がわずかに変化したためと推定されました。
以 上