プレスリリース
2006
2006年10月30日
関西電力株式会社
2006年9月分・上期分の営業概況
<販売電力量実績>
【2006年9月分】
9月分の販売電力量は、137億2千5百万kWhとなり、対前年比は100.0%と前年実績並みになりました。
(電灯電力計)
8月の平均気温が前年に比べ高く推移したものの、9月の平均気温が低く推移し、冷房需要は微減となりました。また、需要数が増加したものの、前年に比べ検針期間が短かったことなどから、対前年比は98.6%と前年実績を下回りました。
(特定規模需要)
対前年比は100.9%と前年実績を上回りました。
内訳をみると、業務用需要は対前年比99.6%と前年実績を下回り、産業用需要は対前年比
101.8%と前年実績を上回りました。
【2006年度上期分】
上期分の販売電力量は、755億1千万kWhとなり、対前年比は101.7%と2期連続で前年実績を上回りました。
(電灯電力計)
3月から4月にかけての平均気温が前年に比べ低く推移し、暖房需要が増加したことに加え、需要数が増加したことなどから、対前年比は101.9%と前年実績を上回りました。
(特定規模需要)
対前年比は101.6%と前年実績を上回りました。
内訳をみると、業務用需要は対前年比100.3%、産業用需要は対前年比102.4%とそれぞれ前年実績を上回りました。
<大口電力産業別実績>
【2006年9月分】
大口電力は、対前年比102.6%と5カ月連続で前年実績を上回りました。
製造業計については、対前年比104.4%と11カ月連続で前年実績を上回りました。また、主要11業種では、『ゴム製品』『窯業・土石製品』『鉄鋼』『非鉄金属』『その他』の5業種が前年実績を上回りました。
業種別にみると、『鉄鋼』は、一部お客さまの自家発設備停止などにより販売電力量が増加し、対前年比119.1%と前年実績を上回りました。
『化学』は、化学繊維および石油化学がプラスとなったものの、ソーダおよび酸素がマイナスとなったことなどから、対前年比99.0%と前年実績を下回りました。
『窯業・土石製品』は、ガラスで生産が増加したことなどから、対前年比は106.8%と前年実績を上回りました。
『機械製造業計』は、精密機械がプラスとなったものの、一般機械、電気機械および輸送用機械がマイナスとなったことから、対前年比は99.3%と前年実績を下回りました。
【2006年度上期分】
大口電力は、対前年比103.3%と2期連続で前年実績を上回りました。
製造業計については、対前年比104.8%と2期連続で前年実績を上回りました。また、主要11業種では、『化学』『ゴム製品』『窯業・土石製品』『鉄鋼』『非鉄金属』『機械製造業計』
『その他』の7業種が前年実績を上回りました。
業種別にみると、『鉄鋼』は、一部お客さまで自家発設備が停止したことに加え、前年の生産調整の反動影響などにより、対前年比113.9%と前年実績を上回りました。
『化学』は、薄型テレビや携帯電話用の関連材の生産が好調に推移したことなどにより、対前年比
100.6%と前年実績を上回りました。
『窯業・土石製品』は、液晶およびプラズマディスプレイ用ガラスの生産が増加したことなどから、対前年比は105.0%と前年実績を上回りました。
『機械製造業計』は、一般機械がマイナスとなったものの、薄型テレビやプリンタ等の生産が堅調に推移したこと、および一部お客さまの自家発設備廃止の影響などにより、電気機械、輸送用機械および精密機械がプラスとなったことから、対前年比は102.7%と前年実績を上回りました。
(注)大口電力とは、契約電力500kW以上の産業用需要です。
[参 考]