プレスリリース

2006年7月26日
関西電力株式会社

大崎電気工業株式会社と株式会社エネゲートの資本業務提携に関する協議開始について

 大崎電気工業株式会社(以下、「大崎」)、関西電力株式会社(以下、「関西電力」)および関西電力のグループ会社である株式会社エネゲート(以下、「エネゲート」)は、大崎とエネゲートの資本業務提携に関し、本日、三社で協議を開始することに合意しました。

 これまで、大崎は、電力会社向けの電力量計をはじめとする配電機器の製造、販売を、エネゲートは、主に関西電力向けに電力量計や制御機器等の製造、メンテナンスを行ってまいりました。

 しかしながら、両社の主力事業である電力量計分野において近年電子化が急速に進んでいるほか、電力会社の経営効率化が一層進展するなど、両社をとりまく事業環境は大きく変化しつつあります。そこで、今回、こうした変化に対応していくために、両社の経営資源を相互に活用し、事業強化を図っていくことが、将来にわたる両社事業の発展に資するとの認識の下、提携の可能性について協議を行うこととしたものであります。また、関西電力としても、エネゲートの製品・サービスが品質、価格面で強化されることで、電気事業の競争力強化にもつながるものと考えています。

 今回、三社は、協議を開始するにあたり、以下の2点を提携の基本枠組といたします。

電力量計分野における相互の技術供与を中心とする大崎およびエネゲートの事業領域全般にわたる業務提携の実施
関西電力が保有するエネゲート株式の一部を大崎に譲渡することにより、大崎がエネゲートの発行済み株式の51%を保有
 (現在、大崎はエネゲートの発行済み株式の約2%を保有)

 今後、三社は、業務提携の具体的内容、譲渡株価等について協議を行い、提携の検討を鋭意進めてまいります。

以  上

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