プレスリリース

2006年4月3日
関西電力株式会社

美浜発電所3号機定期安全レビュー(第2回)の結果について

 当社は、本日、美浜発電所3号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力82万6千キロワット、定格熱出力244万キロワット)について、定期安全レビューを実施した結果をとりまとめましたので、お知らせします。


 定期安全レビューは、国が定める「実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則」に基づき、原子炉設置者が原子炉ごとに「原子炉施設における保安活動の実施の状況」および「原子炉施設に対して実施した保安活動への最新の技術的知見の反映状況」を定期的(10年を超えない期間毎)に評価する活動です。


 今回の定期安全レビューは、平成12年5月に公表した1回目の評価に次ぐ2回目の評価であり、営業運転開始後30年目を迎えるにあたって実施した高経年化技術評価にあわせて、平成11年度から平成16年度までを評価対象期間として実施いたしました。


 今回当社として評価を行った結果、これまでの運転経験で得られた教訓や最新の技術的知見が、美浜発電所3号機の保安活動に適切に反映され、必要な対応が実施されていることを確認しました。
 また、現在実施中である美浜発電所3号機二次系配管破損事故の再発防止対策についても、今回の評価の中で、保安活動に反映されつつあることを確認しています。


 当社は、今後とも、安全確保を最優先に、原子力発電所の安全・安定運転に努めるとともに、安全性・信頼性のより一層の向上に取り組んでまいります。

以  上

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