プレスリリース

2005年9月26日
関西電力株式会社

地域と連携した住宅省エネルギー推進事業の実施について

 当社は、この度、大阪府池田市と連携して「関西電力・池田市連携 住宅省エネルギー推進事業」を行うことにより、地域における省エネルギーを計画的、効果的に推進することとしました。

 本事業は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「平成17年度エネルギー供給事業者主導型総合省エネルギー連携推進事業」として補助を受け、自治体や地域の皆さまと一体となって省エネルギーに取り組んでいくものです。当社は、これまでも高効率機器の開発やエネルギー利用に関するコンサルティングなどを通じて、省エネルギーを推進してきましたが、これをさらに深化させていくためには、省エネルギーの成果をお客さまに実感していただくことが最善であると考え、池田市とともに本事業を実施することとしたものです。

 具体的には、当社は池田市と連携し、省エネルギー意識の浸透に取り組む一環として、CO冷媒ヒートポンプ給湯機「エコキュート」およびエネルギー消費状況表示装置「省エネナビ」を組み合わせたシステムの導入を地域のお客さまに推奨し、このシステムを設置いただいたお客さまに対して費用の一部を補助させていただきます。消費電力量を1/3に削減できる「エコキュート」の設置により、当社では、1軒のご家庭あたり約1割のエネルギー削減が図れると試算しています。また、「省エネナビ」の設置により、お客さまが電気の効率的なご利用の仕方を自ら実感し、考えていただけるきっかけづくりになるものと考えています。

 機器設置後3年間は、お客さまに省エネルギー効果測定調査にご協力いただき、その結果をお客さまにご提供して、省エネルギー意識の向上のお役に立ちたいと考えています。さらに、取りまとめた結果を池田市の皆さまに限らず広く一般にお知らせし、省エネルギーに対する理解促進を図っていきます。

 なお、本事業の募集期間は10月17日から11月18日まで、参加いただけるお客さまの募集は100戸とさせていただく予定です。

 当社は、本事業にとどまらず、今後も省エネルギーに対する取組みを推進し、地球温暖化防止をはじめとした環境保全に積極的に取り組んでいきます。

以 上

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