プレスリリース

2005年9月14日
関西電力株式会社

大飯発電所3号機の計画的な出力抑制について
(B-ロータリースクリーン駆動用チェーン等の取り替え作業)

 大飯発電所3号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力118万キロワット、定格熱出力342万3千キロワット)は、第11回定期検査の調整運転中(平成17年8月4日)に、取水口に設置しているB-ロータリースクリーン※1の駆動用チェーンに不具合(変形、外れ)が認められたことから、軸受けを新品に取り替えるとともに、変形したチェーンを工場で成型加工して元の状態に戻した上でロータリースクリーンに取り付けて復旧(8月10日)しています。
〔平成17年8月5日、9日、11日お知らせ済み〕

 9月1日には本格運転を再開(第11回定期検査終了)し、現在、定格熱出力一定運転中であり、当該ロータリースクリーンの運転に支障はありませんが、次回の定期検査(平成18年秋頃予定)までの運転に万全を期すため、B-ロータリースクリーンの駆動用チェーン等を新品に取り替えることとしました。
 今後、9月15日未明から約5日間の予定で、電気出力を約60%まで抑制※2して作業を実施する計画です。(2時頃から出力抑制開始、4時頃から作業開始)
  ※1  ロータリースクリーン:取水口から入ってくるごみを除去する装置。
  ※2  作業にあたって水流を止めるため、電気出力を抑制し、2台ある循環水ポンプ(蒸気を冷やして水に戻すために復水器に海水を送るポンプ)の1台を停止する予定。

以 上

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