プレスリリース
2005
2005年7月26日
関西電力株式会社
2005年6月分の営業概況
<販売電力量実績>
6月分の販売電力量は、110億2千万kWhとなり、対前年比は98.9%と2カ月連続で前年実績を下回りました。
(電 灯)
5月から6月上旬の平均気温が前年に比べ低く推移し冷房需要が減少したものの、需要数が増加し たことなどから、対前年比は100.1%と前年実績を上回りました。
(電 力)
電灯と同様の気温影響により冷房需要が減少したことなどから、低圧電力が対前年比82.9% と前年実績を下回り、電力計でも対前年比85.9%と前年実績を下回りました。
(特定規模需要)
対前年比99.4%と前年実績を下回りました。
内訳をみると、業務用需要が5月の気温影響による冷房需要の減少などから、対前年比
98.8%、産業用需要は対前年比99.6%と、それぞれ前年実績を下回りました。
<大口電力産業別実績>
大口電力は、対前年比99.8%と2カ月連続で前年実績を下回りました。
製造業計についても、対前年比99.5%と2カ月連続で前年実績を下回りました。また、主要11業種では、『食料品』『パルプ・紙』『石油・石炭製品』『ゴム製品』『非鉄金属』『機械製造業計』および『その他』の7業種が前年実績を上回りました。
業種別にみると、『鉄鋼』は、主要なお客さまでの圧延ラインの一部休止や前年の自家発点検の反動減の影響などから、対前年比94.4%と前年実績を下回りました。
『化学』は、ソーダ、酸素がプラスとなったものの、化学繊維、石油化学がマイナスとなったことなどから、対前年比97.4%と前年実績を下回りました。また『窯業・土石製品』は、ガラスでブラウン管用設備が一部休止したことなどから、対前年比は96.7%と前年実績を下回りました。
一方、『機械製造業計』は、電気機械がマイナスとなったものの、一般機械、輸送用機械および精密機械がプラスとなったことから、対前年比は101.1%と前年実績を上回りました。
(注)大口電力とは、契約電力500kW以上の産業用需要です。
[参 考]