プレスリリース

2005年4月28日
関西電力株式会社

美浜発電所1号機 補助建屋排気筒のひび割れおよびドレン管の接続不良について

 美浜発電所1号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力34万キロワット、定格熱出力103万1千キロワット)は、平成17年4月25日から第21回定期検査中ですが、本日、原子炉補助建屋排気筒の目視点検※1 を実施していたところ、12時10分頃に、排気筒下部に接続されているドレン管※2 2本が外れていること、および当該ドレン管取り付け部の排気筒にひび割れがあることを確認しました。
 このため、美浜発電所1号機の補助建屋内での放射性物質の発生を伴う作業を直ちに一時中断するとともに、排気筒からの排気を停止させるため、補助建屋送気ファンおよび排気ファンを12時53分に停止しました。
 今後、当該配管が外れた原因を究明するとともに、補助建屋の排気を通常状態に戻すため、外れたドレン管を仮補修する予定です。
 なお、排気筒モニタ指示値に変化はなく、本事象による環境への放射能の影響はありません。

※1 国内の原子力発電所で発生した補助建屋排気筒のひび割れに対する点検として実施しているもの。
※2 排気筒内に溜まった雨水等のドレンを排出するライン。

以 上

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