プレスリリース

2004年10月14日

海南発電所4号機における配管肉厚の検査結果について

  当社では、美浜発電所3号機2次系配管破損事故を踏まえた経済産業省の指示に基づき、火力発電所における腐食・浸食による減肉が生じる可能性のある配管部位の検査実施計画を、9月13日に提出しました。そして、同計画に基づき、9月26日より配管肉厚の自主検査を順次実施しています。

  海南発電所4号機につきましては、9月29日より検査を実施していますが、第4低圧給水加熱器出口の復水管エルボ部※1を肉厚測定し、発電用火力設備の技術基準を用いて評価しましたところ、計算必要厚さを下回ることを確認しましたので、当該配管を取替えることとしました。

 

※1:互いにある角度をなす二つの管の接続に用いる曲率半径が比較的小さい管継手

 

<参考>

海南発電所4号機第4低圧給水加熱器出口の復水管エルボ部肉厚検査結果

外径

(mm)

最高使用

温度(設計)

(℃)

最高使用

圧力(設計)

(MPa)

公称肉厚

(mm)

計算必要厚さ

(mm)

測定最小値

(mm)

406.4

195

1.8

12.7

3.9

2.9

 

以  上

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