プレスリリース

2004年5月13日

一部のお客さまに対する「停電による料金割引」の適用漏れについて

 当社において、平成13年12月から平成16年3月までの間に、約6万6千口(約660万円分)の「停電による料金割引」(※)の適用漏れがあることが判明しました。

 適用漏れの主な原因は、

  • 台風、雷などで停電割引処理業務が大量に生じたが、停電復旧業務が集中したため、処理漏れが発生した
  • 停電割引処理システムへの習熟が不十分なため、誤入力や入力忘れなどの処理ミスが発生した

など、主として人為的なミスによるものです。

 当社では平成10年4月から平成13年11月までの間にも約8万口(約900万円分)の適用漏れがあり(平成13年12月11日記者発表済)、これまで再発防止対策の徹底に努めてまいりました。
 今回の適用漏れはこの再発防止策が徹底されていなかったことによるものであり、今後、原因を徹底的に分析した上で、人為的ミスを減らすための業務処理システムの見直し等、さらなる追加対策を実施してまいります。

 なお、適用漏れがあったお客さまへのご精算については、現時点で、ほぼ終了しております。
 お客さまにご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。  

以 上

(※) 「停電による料金割引」とは、自然災害等による当社設備の故障等により、一定時間以上の停電があった場合、そのお客さまの電気料金を割引きさせていただく制度で、一般のご家庭の場合、1時間以上の停電で基本料金(最低料金)の4%の割引となります。(例:従量電灯Aのお客さまで、1月に停電した延べ日数が1日の場合、割引金額は12円程度)  


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