プレスリリース

2004年3月26日

MOX燃料の調達に関する基本契約の締結について

 当社は本日、当社と原子燃料工業(株)およびコモックス社との3者間で、高浜発電所で使用するMOX燃料の調達に関して、品質保証システムの事前確認を行う基本契約を締結することとしました。  
 この基本契約では、当社が、
MOX燃料の調達候補先を、原子燃料工業(株)(国内元請会社)およびコモックス社(海外加工メーカー)とすること。
調達候補先の両社におけるMOX燃料の成型加工に関する品質保証システムが、わが国の規制当局と当社が要求する水準にあることを確認すること。
を定めています。なお今後の燃料調達が順調に進めば、当社としては、平成19年に16体のMOX燃料を高浜発電所に受け入れることとしています。

コモックス社は燃料加工メーカー・コジェマ社のMOX燃料販売窓口会社であり、品質保証システムの確認はコジェマ社(メロックス工場)に対して行う。
 
 当社は平成11年9月に発覚したBNFL製MOX燃料問題の反省を踏まえ、
(1) 原子燃料部門を中心とした、新しい品質保証規程(JEAC4111-2003)に適合する品質保証システムの充実
(2) 契約から加工までを通じて、当社の要求品質を確認できる仕組みの構築
 を骨子とした品質保証システムの改善に取り組み、平成15年10月にはこれらの改善策を取りまとめた報告書を経済産業省、福井県、高浜町、京都府に提出しました。
 以降、本年2月5日には原子力安全・保安院より、『海外MOX燃料の輸入燃料体調達業務を適切に行うために必要な品質保証体制を構築している』とのご確認を頂き、また本年3月20日には福井県および高浜町より、当社が今後プルサーマル計画を進めていくことについてご了承を頂きました。
 
 当社ではこの品質保証システムに基づき、MOX燃料調達を着実に進めていくこととしており、今後、基本契約に基づき、両社の品質保証システムを確認した上で、MOX燃料加工のための本契約を締結したいと考えています。
 
 なお、以上を踏まえたMOX燃料調達に関する今後の進め方については、本日、経済産業省、福井県、高浜町および京都府にもご報告しています。
 
 当社は今後とも品質保証活動の継続的な改善に努め、国および地元ご当局をはじめとする皆さま方のご確認を頂きながら、着実にプルサーマル計画を進めていきたいと考えています。
以 上

<参考資料>