プレスリリース
2003
2003年10月23日
BNFL製MOX燃料データ改ざん問題に関する 再発防止に向けた品質保証活動の改善状況の報告について
当社は、平成11年9月に発覚したBNFL製MOX燃料問題に関し、海外加工メーカーによるデータ改ざんの不正等の再発を防止するためにこれまで取り組んできた、品質保証活動の改善状況を、本日、経済産業省、福井県、高浜町および京都府へご報告しました。
BNFL製MOX燃料問題は、英国BNFL社が製造した当社MOX燃料の製造において、BNFLがデータ改ざんなどを行ったものですが、当社は不正監視など、今後このような問題が再発しないよう、以下の2点について品質保証活動の改善に取り組んできました。
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従来から当社は、全社的に品質保証活動の改善に向けた取り組みを継続して行っていますが、本日は、このうちMOX燃料のデータ改ざん問題に関する内容について、ご関係の皆さまにご確認頂くためにとりまとめを行ったものです。ご報告した内容については、品質保証の専門家による指導やISO認証機関による国際的な品質マネジメントの観点からの助言を受けています。また今年10月1日に施行された改正原子炉等規制法等の法令規制を具体化した、新しい品質保証規程[JEAC 4111-2003](H15.9.30 (社)日本電気協会策定)も、いち早く社内標準に取り込んだものとしています。
当社としては今後、ご報告内容を経済産業省、福井県、高浜町および京都府にご確認頂き、皆さまのご理解のもと、今年度内のMOX燃料加工契約締結を目指してプルサーマル計画を推進していきたいと考えています。
以 上
<参考資料>