|
(1)特定規模需要以外の需要 |
|
電力量対前年比は104.2%と前年実績を上回った。 |
|
○電 灯 |
|
|
1月から2月上旬の平均気温が前年に比べ低く推移し暖房需要が増加したことなどから、電力量対前年比は105.2%と前年実績を上回った。 |
|
○電 力 |
|
|
民生用需要は、電灯と同様、暖房需要が増加したことなどから低圧電力が電力量対前年比104.5%と前年実績を上回り、業務用電力も同103.9%と前年実績を上回った。
産業用需要は、高圧電力Aが電力量対前年比103.6%と前年実績を上回り、高圧電力Bも同101.6%と前年実績を上回った。
電力計では、電力量対前年比103.3%と前年実績を上回った。 |
(2)特定規模需要 |
|
電力量対前年比は101.6%と前年実績を上回った。 |
(3)合 計 |
|
電力量対前年比は103.5%と前年実績を上回った。 |
|
|
|
2.大口電力産業別需要実績 |
|
大口電力計の電力量対前年比は、100.4%と6カ月連続で前年実績を上回った。
製造業計については、同102.6%と8カ月連続で前年実績を上回った。また、主要11業種では『パルプ・紙』『化学』『ゴム製品』『窯業・土石』『鉄鋼』『機械製造業計』および『その他』の7業種が前年実績を上回った。
業種別にみると、素材型産業のうち『鉄鋼』は、粗鋼生産量が増加していることなどから電力量対前年比105.5%と前年実績を上回った。『化学』は、石油化学と酸素がマイナスとなったものの、ソーダおよび化学繊維がプラスとなったことから、化学計の電力量対前年比は102.8%と前年実績を上回った。また『窯業・土石』は、セメントがマイナスとなったものの、ガラスおよび炭素黒鉛がプラスとなったことから、窯業・土石計の電力量対前年比は103.3%と前年実績を上回った。
一方、加工型産業のうち『機械製造業計』は、一般機械、電気機械、輸送用機械および精密機械のすべてがプラスとなり、機械製造業計の電力量対前年比は103.5%と前年実績を上回った。 |
|
(注)大口電力とは、高圧電力Bおよび産業用特定規模需要の合計である。 |