プレスリリース

2002年10月28日

営 業 概 況

1.販売電力量実績

 
2002年9月分
2002 年 度 上 期 分
販 売 電 力 量
対前年同月比
販 売 電 力 量
対前年同期比
特定規模
需要以外
の需要
電   灯
41億28百万kWh
107.9%
220億53百万kWh
99.7%
電   力
54億87百万kWh
103.2%
290億79百万kWh
99.1%
電灯電力計
96億15百万kWh
105.2%
511億32百万kWh
99.4%
特 定 規 模 需 要
35億34百万kWh
102.1%
210億10百万kWh
98.7%
合     計
131億49百万kWh
104.3%
721億42百万kWh
  99.2%
(注) 四捨五入の関係で合計が合わないことがある。

(1)特定規模需要以外の需要  
   電力量対前年比は105.2%と前年実績を上回った。
  ○電  灯
     8月下旬から9月上旬の平均気温が前年に比べ高く推移し、冷房需要が増加したことなどから、電力量対前年比は107.9%と前年実績を上回った。
  電  力
     民生用需要は、電灯と同様に冷房需要が増加したことなどから、低圧電力が電力量対前年比107.3%と前年実績を上回り、業務用電力も同103.1%と前年実績を上回った。
 産業用需要は、高圧電力Aが電力量対前年比101.9%と前年実績を上回り、高圧電力Bも同101.7%と前年実績を上回った。
 電力計では、電力量対前年比103.2%と前年実績を上回った。
(2)特定規模需要  
   電力量対前年比は102.1%と2001年1月以来1年8カ月振りに前年実績を上回った。
(3)合    計  
   電力量対前年比は104.3%と前年実績を上回った。
     
<上 期 分>
(1)特定規模需要以外の需要  
   電力量対前年比は99.4%と前年実績を下回った。
  ○電  灯
     夏場の気温は高く推移したものの、春先の高気温による暖房需要の減少と、6月下旬の気温が前年に比べて大きく下回ったことによる冷房需要の減少が影響し、電力量対前年比は99.7%と前年実績を下回った
  電  力
     民生用需要は、電灯と同様に冷房需要が減少したことなどから、低圧電力が電力量対前年比97.6%と前年実績を下回り、業務用電力も同99.8%と前年実績を下回った。
 産業用需要は、高圧電力Aが電力量対前年比98.8%と前年実績を下回り、高圧電力Bも同99.8%と前年実績を下回った。
 電力計では、電力量対前年比99.1%と前年実績を下回った。
(2)特定規模需要  
   電力量対前年比は98.7%と前年実績を下回った。
(3)合    計  
   電力量対前年比は99.2%と4期連続で前年実績を下回った。
     
2.大口電力産業別需要実績
  <9 月 分>
   大口電力計の電力量対前年比は102.2%と2カ月振りに前年実績を上回った。
 製造業計についても同102.5%と3カ月連続で前年実績を上回った。また、主要11業種では『食料品』『パルプ・紙』『化学』『ゴム製品』『窯業・土石』『鉄鋼』『非鉄金属』および『機械製造業計』の8業種が前年実績を上回った。
 業種別にみると、素材型産業のうち『鉄鋼』は、粗鋼生産量が増加していることなどから電力量対前年比106.8%と前年実績を上回った。『化学』は、酸素がマイナスとなったものの、ソーダ、化学繊維および石油化学がプラスとなったことから、化学計の電力量対前年比は102.6%と前年実績を上回った。また『窯業・土石』は、ガラスが前年割れとなったが、セメントおよび炭素黒鉛がプラスとなったことにより、窯業・土石計の電力量対前年比は103.3%と前年実績を上回った。
 一方、加工型産業のうち『機械製造業計』は、輸送用機械、精密機械がマイナスとなったものの、一般機械および電気機械がプラスとなったことから、機械製造業計の電力量対前年比は101.8%と前年実績を上回った。
   
  <上 期 分>
   大口電力計の電力量対前年比は98.9%と3期連続で前年実績を下回った。
 製造業計についても同98.6%と3期連続で前年実績を下回った。また、主要11業種では『パルプ・紙』『ゴム製品』および『非鉄金属』の3業種が前年実績を上回った。
 業種別にみると、素材型産業のうち『鉄鋼』は、期間後半にアジア向け輸出増加などで粗鋼生産量が増加したものの前半のマイナスが影響し、電力量対前年比99.9%と前年実績をわずかに下回った。『化学』は、全般的な受注の減少などから、電力量対前年比は96.4%と前年実績を下回った。また『窯業・土石』は、セメントおよび炭素黒鉛がプラスとなったものの、ガラスがブラウン管やガラス繊維の生産減少などによりマイナスとなったことから、窯業・土石計の電力量対前年比は99.7%と前年実績を下回った。
 一方、加工型産業のうち『機械製造業計』は、電気機械がプラスとなったものの、自動車の生産減少などにより一般機械、輸送用機械および精密機械がマイナスとなったことから、機械製造業計の電力量対前年比は98.7%と前年実績を下回った。
  (注)大口電力とは、高圧電力Bおよび産業用特定規模需要の合計である。

<参考資料>


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