プレスリリース

2002年7月10日

企業間電子商取引基盤運営事業の開始について ~新会社「商いビズスクエア」の設立とサービス開始~



 関西電力株式会社と三菱商事株式会社ならびに大阪ガス株式会社の3社は、平成14年5月31日に、企業間電子商取引基盤を運営する事業会社「株式会社商いビズスクエア」を設立し、諸準備が整ったため、明日、7月11日よりサービスを開始することといたしました。

 新会社は、昨年5月に関西電力、三菱商事が幹事となり発足した「関西地域B2Bプラットフォーム研究会」での検討結果を受けて設立したものです。研究会では、大阪ガスのほか関西を代表する企業8社等に参画いただき、約1年間にわたって、先行事業者の評価やニーズの高いサービスの抽出、さらには実証実験等を行って参りました。その結果、新会社は次の通り、ユーザーメリットを徹底的に追求したサービスで事業を開始いたします。

 業界を越えてニーズの高い「電子入札」と「共同購買」に特化してサービスを開始
 人的サポートの付加により、バイヤー、サプライヤー双方にメリットを創出
 格安な利用料を設定

 関西電力と大阪ガスの2社は新会社のサービスを積極的に活用するだけでなく、ユーザーのメリットを更に拡大することをねらいとしてオージーかんでん共同企画株式会社が提案した「ユーザー会」を発足させ、新会社がユーザーのご意見やご要望を十分承り、それにお応えできるサービスづくりができるよう協力してまいります。また三菱商事は、様々な業界での幅広い関係を活かしサプライヤー、バイヤーの誘致を支援するとともに、商取引のノウハウを新たなサービス開発に提供いたします。

 関西経済連合会等の経済団体や自治体の活動とも協調しながら関西地域の幅広い業種の企業に参加いただき、新会社を業界横断型の「地域に根ざした共通インフラ」として定着させるとともに、全国・世界にも発信していける電子商取引市場を形成することを通じ、関西経済全体の活性化、発展につなげてまいりたいと考えています。

 なお、営業開始3年目で取引額70億円、5年目で180億円を目指しており、3年目に単年度黒字、5年目に累損解消できる見通しです。

以 上

<参考資料>


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