プレスリリース
2002
2002年2月13日
柱上変圧器資源リサイクルセンターの設置許可について
当社は、当社が保有する極く微量のポリ塩化ビフェニル(PCB)の混入した柱上変圧器の絶縁油と柱上変圧器ケースを安全に無害化し、再資源化する「柱上変圧器資源リサイクルセンター」の設置を大阪市此花区に計画しておりますが、本日、大阪市から廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく産業廃棄物処理施設設置許可をいただきました。 当社では、再生絶縁油を使用した柱上変圧器の一部に極く微量のPCBの混入が確認されて以降、使用を終えた柱上変圧器について、絶縁油を本体から抽出した上でそれぞれ安全に保管しております。 本センターでは、これら当社が保有する柱上変圧器について、当社が関係会社の株式会社関西テックと共同開発した化学分解処理技術(有機アルカリ金属分解法(t-BuOK法))により絶縁油中のPCBを分解するとともに温水ジェットプラス溶剤洗浄法により柱上変圧器ケースに付着したPCBを洗浄除去して、再資源化を図る計画であります。 今後、早期処理開始に向け必要な手続きを進めてまいりますが、引き続き関係地元の皆様のご理解とご協力をいただきつつ、関係行政ご当局のご指導を得ながら、安全確保、環境保全に万全を期して、PCBの無害化処理の推進に取り組んでまいります。 <柱上変圧器資源リサイクルセンター計画の概要>
○設置許可に係る経緯
|