プレスリリース

2002年2月7日

関西電力、電気料金のJCBカード支払いサービスの導入について~国内初、電気料金のクレジットカード支払いを決定。今秋開始予定~

 関西電力株式会社(本社:大阪市北区 取締役社長:藤 洋作)と株式会社ジェーシービー(略称:JCB、本社:東京都千代田区、取締役社長:中西 公)は、国内で初めて、電気料金のJCBカードでの支払いサービスを開始することといたしました。今後、平成14年7月を目途に申込み受付、同年9月を目途にサービスを開始します。

 電気料金は現在、銀行口座振替や当社の営業所、各銀行の窓口、コンビニエンスストアでお支払いいただいております。しかし、昨今は携帯電話やインターネットなど、あらかじめ決済を行なうカードを指定、登録することによる月々の利用代金のクレジットカード支払いはごく日常的なものとなっており、電気料金においても同様に、カード支払いニーズが高まっていました。関西電力が平成13年2月にモニター対象に実施したアンケート結果では、現状以外のお支払い方法を希望されているお客さまのうち、20歳代〜30歳代を中心に約5割がクレジットカード支払いを希望されています。

 関西電力は、平成14年度経営計画の骨子(アクションプラン)において「アクティブな企業活動」を一つの柱としており、その一環としてお客さまサービスの充実につながる電気料金のお支払い方法の多様化〜クレジットカードでの支払いサービスの導入〜について検討してきました。一方JCBは、クレジットカード業界最大手として、「さらなるメインカード化」を目指し、消費生活に密着した公共料金分野への進出を検討してきました。

 今回のサービス導入により、お客さまは、検針日に関係なく、毎月、JCBの設定した口座振替日にお支払いすることで家計管理が容易にでき、また、電気料金のお支払いによりJCBカードのポイントサービス「JOYJOYポイントプログラム」も獲得することができます。また、関西電力はお客さま宅への集金業務の効率化を図ることができ、JCBはメインカード化による稼働率の向上や新規会員獲得の増強を図ります。
 なお、今回、電気料金請求データのカード会社向けのデータ変換業務については、株式会社日本カードネットワーク(本社:東京都千代田区、取締役社長:栗田 達雄)が売上処理代行システムを構築し、関西電力より受託いたします。

 関西電力は、今後も引き続き当社の電気をお選びいただけるよう、インターネットの活用などによりお客さまサービスの充実に努めます。
 JCBは、関西地域の電気料金だけでなく全国の電気をはじめとする公共料金のJCBカードでの支払いを可能にしていきたいと考えております。

以 上  

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