プレスリリース

2001年1月26日

ご家庭向け情報通信サービスシステムの事業化評価実験について
~NALIS、AIGISプロジェクト~

 当社は、お客さまの快適な生活環境創造の実現に向けて、「次世代型集合住宅向け生活支援情報サービスシステムの開発」、NALIS(Next Apartment Lifesupport Information Service)プロジェクトに取り組んでいます。
 NALISプロジェクトは、お客さま宅(集合住宅)に光ファイバを引き込み(FTTA:Fiber To The Apartment)、有線、無線を問わない様々な屋内配線を介して、お客さまに情報通信サービスなどの様々なサービスメニューを提供していくものであります。具体的には、
 ◇インターネット常時接続やIP電話サービス
 ◇お客さまの電気のご使用状況把握による、的確なコンサルティング など の実現を目指していくものであります。
 なお、このプロジェクトは、平成12年10月より、兵庫県西宮市鳴尾にあります当社社宅においてフィールドテストを実施しています。

 また当社は、平成11年度より、「次世代高機能型メーターによる総合生活サービスシステムの開発」、AIGIS(Advanced Intelligent Gate-keeper for Integrated Service)プロジェクトを推進しています。AIGISプロジェクトは、戸建住宅の情報化を目指したもので、電力量計に通信機能とゲートウェイ機能を付加し、家庭内に情報家電のホームネットワークを提供するものであります。具体的には、
 ◇遠隔自動検針、料金通知
 ◇電気温水器、エアコン等のリモートコントロール
 ◇ホームセキュリティ、医療、介護サービス
といった総合生活サービスの実現を目指したものであります。

 当社は、今後、この2つのプロジェクトの連携をとりながら、戸建住宅だけでなく集合住宅までラストアクセスネットワークを構築し、お客さまがあらゆる情報通信サービスを享受できる、いわば21世紀型住宅の実現に向け努力してまいりたいと考えております。

以 上  

<参考資料>


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