プレスリリース

2000年8月10日

タイ政府と共同によるマングローブの大規模植林技術の研究開始について

 この度、当社および子会社の関西総合環境センター、ならびにタイ王国 農業組合省 王室森林局の三者は、マングローブの大規模植林技術の共同研究を開始することで合意いたしました。

 当社および関西総合環境センターは、平成8年から4年間、オーストラリアとタイにおいて、マングローブによる、沿岸域の生態系全体の、CO固定能力についての研究を行いました。その結果、マングローブ林を修復することがCO吸収固定対策として有効であることが判明したため、今回、タイ政府のご協力も得て、大規模植林技術の開発研究を実施することとしたものです。

 この研究は、エビ養殖池跡地のように、人の手によって荒らされた土地において、CO削減対策として、マングローブを大規模に植林する技術を開発することを目的としております。さらに、この技術が事業化されれば、植林事業という新しい雇用機会の創出にもつながり、現地の人々の生活レベルの向上にも役立つものと考えております。

 今後、本年10月、タイのバンコクにおいて、共同研究契約調印式を行い、植林を開始いたします。

以 上  

<参考資料>


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